難しい問題

三人が帰ってきて、会見も開かずに引きこもっている。噂によれば弁護士が会見を止めたとか。で、弁護士だけど、何と10人くらい付いているらしい。えらい豪勢なことですな。どこぞの団体が背後に付いているんやら?って決まってますがな。今井君ちも入っているという噂の赤旗とですがな。つまり、自由法曹団ってことだねhttp://www.jlaf.jp/

政府は今回の件を切っ掛けに、危険地域への渡航を自制するよう呼びかけている。基本的に私は「そんなことほっとけ」と思うけれど、まあ、日本のお国柄からすれば止むを得んことなんかななどと思わないでもない。もっとも、これを機に出国制限を法制化しようとかほざく輩は論外だけどね。
問題は、今回のような事件が起こった場合、救出費用をどうするかということ。自作自演説はさておいて、仮に危険地帯に「自己責任」で入り本当に誘拐された場合、その救出費用を国費で賄うということは「自由主義的社会契約」の考え方からは原則として出てこない。さりとて、危険地域でのジャーナリズム活動や社会奉仕活動などを制約するような考え方は、長い目で見て日本の利益にも反するに違いない。また、危険地域入りする者に、命の危険のみならず破産の危険まで背負わせるのは過大な負担なようにも思う。
誰が言ったか、「世の中何でも程度問題」で、具体的に妥当な線引きをするのは、試行錯誤の末にたどり着く知恵のようなものなのだろう。
さて、わが日本民族がその知恵にたどり着くのはいつのことやら。